工場は埼玉県新座市にあり、製版から印刷までの工程を24時間稼働による生産体制で行っています。また環境問題への高い意識から6S活動を推進するなどのほか、グリーンプリンティング工場認定を取得しており、これまでに「第14回印刷産業環境優良工場表彰制度局長賞」なども受賞しています。

プリプレス部門　大量の情報をスピーディに処理、多様化するニーズに迅速・正確に対応

長年培ってきたノウハウを基盤とし、知識、技術、人材を駆使し、印刷物の目的に合わせて最適なDTPサービスをご提供します。印刷において最も重要なことは、いかに大量の情報を素早く、円滑にコントロールできるかということであり、納期も品質の一部だと考えている当社。経験豊かな専門スタッフによる綿密な工程管理を徹底しており、データ、ポジ、イラスト原画など、お預かりした原稿を適切かつ厳格に管理しています。
また入稿データのソフトやバージョン、カラーモードなどの分析、図版類や写真加工の指示・手配、制作スケジュールの調整等プランをコーディネートしています。これまでに培ってきた経験と実績をフル活用し、お客様のニーズへ迅速かつフレキシブルに対応します。

印刷部門　迅速かつ高品質な印刷

枚葉印刷機9台、輪転印刷機3台を有し、様々な印刷物に対応できる設備を整えております。日々、品質の向上やスピードアップに取り組み、生産の効率化に努め、長い歴史の中で培った技術を基に、高品質の印刷サービスをご提供しています。
また環境に配慮した印刷材料を選択するなど、環境負荷の低減のための生産活動の推進も行っています。

製版設備一覧

刷版設備一覧

印刷機械・製本設備一覧

場内では水性フレキソ印刷機2台が稼働しています。食品パッケージを製造する工場として、製造工程における衛生管理の徹底及び6S活動の推進をしており、衛生的により安全に管理された工場として軟包装衛生協議会の認定工場に指定されています。

What’s？ 水性フレキソ印刷

ゴムや樹脂製の弾性がある版を使用する凸版方式の印刷で、技術進歩により、高精細な印刷が可能です。
紙やフィルムなど幅広い基材に対応でき、表面に凹凸がある不織布や、伸縮性フィルムなどに有効な印刷方式です。
水性インキは有機溶剤の替わりに水を主成分とし、使用する事でVOCやCO₂を大幅に削減することが出来ます。
低臭気で人と環境にやさしく、SDGs目標への対応項目に貢献しています。

水性フレキソ印刷機の仕組み

当社が導入したCI型フレキソ印刷機はCI（セントラルインプレッション）といわれる共通圧胴を備え、その周囲に印刷ユニットが配置されています。版をスリーブに貼り、アニロックスローラからインキを基材に転写します。